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2013年02月01日

症例:右膝内側の痛み

先日ご来院の中学一年生 女の子の症例です。 運動は陸上をやっています。

中学入学後から右膝内側に違和感があり、6月頃に痛みを感じるようになる。

整形外科では「タナ障害」との診断で、様子を見ながら運動をしてきたようです。

痛みが強くなることもあり、三週間運動を休んで痛みが消えたのですが、

再開したらまた痛みが戻ってしまったそうです。

別の総合病院整形外科で診てもらい、MRIを撮ったものの画像では診断がつかず、

内視鏡検査を勧められていました。

七ヵ月間も痛みが続いて悩ましく辛い日々を送っているご様子です。




右脚に荷重をかけると膝内側に強い痛みが出るようです。

まず、体の動きとバランスをチェックして、体の特徴を把握します。

下肢にはKnee-out toe-inがみられました。

施術では、筋肉の過緊張を取っていき狙った箇所を慎重に調整していきます。

痛みが長期間であったため、まずは7割程度の回復。

一週間後に再来院いただくと痛みは減ってきているとのこと。

残っている筋肉の張りを取りつつ、バランス調整をしていきました。

立位で右脚に荷重をしていただくとほぼ痛みは無く〇にっこり

最後に自分で出来る日々のメンテナンスをアドバイスをさせていただきました。

おそらく少しセルフケアしていけば、これほど長期になる痛みの再発は無いでしょう。

症例:右膝内側の痛み



タナ障害ということでしたが・・・

ご本人にとっては、とにかく痛みから解放されてのびのびと運動ができるようにしたい

というのが一番の希望。

木も見るけれど、森も見なくちゃいけないなと、再認識。






タナ障害とは:膝関節を覆う袋(関節包)にある滑膜ヒダ(日本人の6割程にみられるとい
         われています)が物を乗せる棚に見えるためタナと呼ばれます。
         膝内側のタナが膝蓋骨(膝のお皿)と大腿骨の間で挟まって擦れ、腫れや
         痛みが出る症状。膝の曲げ伸ばしでの引っかかり感やパキンという音を
         伴うことがある。
         症例:右膝内側の痛み





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Posted by 浜松スポーツ整体 at 16:22 │体のこと

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